第3章 秘密の部屋
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リドを式にしちゃったし、バジリスクも安全だし。
今年は教鞭取るだけだなーと
油断してたら今年も来やがりました冬将軍。
今年は事前に、鴉が部屋を暖めてくれてたから素早く動いて魔法をかけて。
やっぱバジリスクの事校長に話さないとだめだよなぁ
朝食を食べるために教員席に着いたらミネルバにめっちゃ驚かれたよー
『昭久?!今日から雪が積もって寒い季節になったのによく出て来れましたね』
『ちょ!反応がひでえ!』
『日頃の行いのせいじゃない?』
リドが冷たいです、俺何もしてないのに
『あ。アルバス、授業終わったら見せたいモノあるんだけど。セブも』
時間ある?言外に聞いたらセブは頷き、アルバスがバルタン笑いしてたのでOKかな?
『何だここは・・・』
トイレに出来た配管を降りてセブは目を見開く
『ダンブルドアなら分かるでしょ?』
『ほうほう、ここが秘密の部屋かの』
『・・・話しながら頭撫でるの止めてくんない?』
リドとアルバスは仲が良いなぁとほのぼのと見てたら。
はっ!殺気!
セブの拳骨を避けると舌打ちが聞こえた。
ちょお、恐ろしい子!
『また危ない橋を渡ってからに!』
『リドが居たから平気だってば!』
だあああっ!神経質な位心配症だなアンタ!!
実際に秘密の部屋に入って2人はほうっと見回して
『バジリスクの目を見ても死なないようにちゃんと布を巻いたから』
俺がセブとアルバスに説明しながら、リドにバジリスクを連れて来て貰った。
『布は、大丈夫。擦りきれてもいないよ』
『お、ありがと。リド』
『別に』
まあ、ツンデレ発揮しちゃって可愛いなコノヤロウ。
ウゾウゾと出てきた大蛇にセブが後ずさる
『秘密の部屋は存在していたのか』
『ふむ、よくぞ教えてくれた。リドや』
『だから頭を撫でないでって!これは昭久の提案なんだから!』