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妖狐の灯火

第1章 原作前


『済まぬ主、我の名で寝不足にさせてしまった』
「ん?いーんだよ、可愛い相棒の名前だ」

白蛇を腕に移動させて向き合う様に見つめる

『主の目は珍しいな、人間で見たことの無い色だ』

すり、と顔に甘えて来る白蛇を撫でて

「お前に名を授けよう、古い言葉で親しい物を例える言葉から取った『白凱(しろよし)』」
『誼(よしみ)と色を合わせたか』
「俺らしいだろ?」
『悪くない』

ご機嫌に自分の名前を何度も連呼する相棒をそのまま腕に巻き付かせて
既にローブ姿のセブルスに近づく

俺も黒い狩衣に着替えて準備おっけ。

「セーブ、行こうぜ」
「もう終わったか」
「今日は教師陣と挨拶だよな?」
「ああ、今行くとちょうど昼だ」

さっき親父に挨拶も交わして来たし。いくか、とお互い頷いて。
各々で転移の術を使いホグズミートへ向かった。

いや、俺は城まで飛べるんだけど、そうするとセブルス置いてっちゃう。
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