第2章 賢者の石
何か俺忙しいな!
アルバスが現れるまでちょとカオスでした。
『クィリナスが無事で良かったのう』
『校長、昭久様にご迷惑を・・・』
『何、最後は自分で奴を拒否したのじゃろう。誰にも出来ぬ立派な行為じゃ』
ハリーを先に校長室に帰したあとちらりと鏡を覗いてみたら
袖に何か重い感覚。
『なあアルバス、賢者の石出てきたんだけど』
『おやおや、昭久も無欲じゃのう』
『綺麗だな、ルビーみたいだ』
光に透かして眺めてたらアルバスが笑って
『宝石か・・・昭久の母君に贈ったら喜ぶんじゃないかの?』
『おい、壊さねえのかよ』
『壊した欠片をじゃよ』
無駄に似合うウインク飛ばすなジジイ。
まあ、壊したら効力消えるみたいだし
アクセサリーにして贈ったら喜ぶかね。
ぽいっと頭上に放り投げて
居合い斬りで程好く切り刻んだ。