第2章 賢者の石
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「あ、そういや」
俺の授業が終わって、セブルスとまた俺の部屋で寛いでいたら
ふと思い出した
「何だ?」
「ハグリッドがドラゴンの卵を手に入れてハリー達を巻き込むフラグ」
「そんないらんフラグへし折ってしまえ!」
「無茶ゆーな!」
取り敢えず狩衣を直して、確認しなきゃ始まらん。
「ちょっとハグリッドの所に行ってくるわ」
「確認しに行くのか?卵があったら隠して出ないのではないか?」
大丈夫だって、秘策があるからと部屋を出て。
・・・だから何でセブが俺の部屋で寛いでるんだよ!!終いにゃ一緒に寝るぞ!?
ホグワーツを出てハグリッドの小屋の前で、戸をノックする。
『誰だ?』
『学園のアイドル昭久でっす☆』
おいそこ寒いって言うな。学生時代ノリで生きてたからついこんな対応になったんだよ。
『あ~・・・昭久か、ちと今日はだな・・・』
『珍しい式連れて来たんだけど?』
『ちょ!ちょっと待っとれ!!今開ける』
チョロいな、と内心ほくそ笑んで。
ハグリッドの小屋にお邪魔したら、うっわ蒸し暑い・・・
ハリー、ロン、ハーマイオニーがびっくりした目でこっち見てた。
『あれ、お前達も居たの?』
『ビックリしたー、昭久だったんだ』
テーブルの上を見たら卵があって、目を細めてソレを睨む
『ハグリッド、校長に迷惑かけたいの?それドラゴンだろ』
『う・・・昭久にゃ分かるか』
『俺を何だと思ってんの』
まあ、入れてくれたお礼に、白凱を腕からテーブルに移す