• テキストサイズ

妖狐の灯火

第2章 賢者の石


何だか寂しそうに言うもんだから。頭をうりうりと撫でると
こくりと頷きテーブルの上に移動し。

ポンッ

という音と共に背丈30cmくらいの真っ白い竜に変わった。

『我は"古代竜"とも呼ばれている、ヌシら人間には"エンシェントドラゴン"と名乗った方が早いか?』
『セブルスが神を買ってきてた』
『変な言い方をするな』

古代竜っつったら竜や蛇の頂点に立つ神じゃねえか!!

再び蛇の姿に戻った白凱に手を伸ばすとスルスルと肩まで登ってきて

『主、我が主』

まるで子供の様に、顔に頬ずりしてきた。
やだうちの子可愛い。

『親馬鹿か』
『神でも可愛いのは可愛いのー』
『能天気な』
『セブ』
『何だ』
『ありがとな』
『ふん』

白凱を見つけてくれて、買って来てくれて。
/ 185ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp