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妖狐の灯火

第2章 賢者の石


他に腫れてる所は無いかチェックして、うん。大丈夫。

装束を着込む時のハリーとロンの目がキラキラ輝いてるぞ。

『日本の衣装って凄いね、重そう』
『ん?慣れたらそうでもないよ?』
『かっこいいなぁ』
『・・・今度俺の小さい時の浴衣持って来てやろうか?』

そう言ったら2人で喜んで、てか何で着替え見られてるの?俺。

『主、痛みは?』
『もう無いよ白凱、おいで』

手を伸ばすと嬉しそうに上ってきて、心配かけたか頬にすり寄る。

『お前は明日だったか?授業』
『うん、何人来るか分かんないけどなー』

スリザリンの1部は来ないだろうなあ、純血主義者が多いから。

『ま、何とかなるでしょ』
『お前はいつもそれだな』
『ハリー、ロン、見舞いありがとな、そろそろ戻れ』
『うん、昭久気を付けてね?』
『僕も、失礼します』

わしわしと2人の頭を撫でて見送って。

『さて、仮眠取ってくるわ。流石に体力消耗してる』
『夕食前には起こすからな』

俺の部屋への扉を開けて。ハウスエルフだろうか、敷いてあった布団に潜り込んだ
装束脱げって?面倒くさいからこのままでいいよ・・・
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