第2章 賢者の石
確かセブルスはあのドアから出て来るから・・・
『何をしている?』
『セブルスの授業風景でも観ようかなーって・・・アレ?』
何で俺の背後に居るのん?セブルス
『お前は頭良いのか悪いのか・・・』
『天才と馬鹿は紙一重って言うじゃん』
『奥にソファを置いておく、大人しく座ってろ』
『マジ?サンキュー』
セブルスと一緒に教室に入って、何かフォイ君が驚いてる顔してっけど。
用意されたソファに座って、にっと余裕で笑ったら
女子生徒の小さな悲鳴が聞こえたけど
あれ?俺って怖い?
「お前は自覚が無いのか」
「え、何の?」
怖がられてるとは思ってるけど。何の自覚?