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妖狐の灯火

第4章 アズカバンの囚人


03

「ピーター脱獄したってよ」
「狙いは、ポッター夫妻か?」
「んにゃ、多分俺だろ」

あいつの狙いを滅茶苦茶にしたろ?
ハリー生きてるし。両親も生きてる
同時に死喰い人と闇払いにも追いかけられてるし

この状態で臆病なピーターが外国行かずに
ホグワーツ来たらバカじゃねえの?って言いたい

「こう、必殺仕置き人みたいにワイヤー使ってピーンとか、風車ブスッと刺したい」
「風車は水戸黄門の弥七だろう、あれは矢文代わりでは無かったか?」
「何でそんなに詳しいのセブ・・・」

うちのお兄様は何で時代劇に詳しいんでしょう?
何、地味に侍好き?武士好き?

「・・・何だその顔」
「いんや、何でもありません」

妖の事を調べてたら何故かそっちも観るようになったんだと話すセブに言われて
あーそういや来た時文献と共にテレビも見てたね

『・・・暢気に喋ってるけど君達に手紙だよ』

バササっと羽音を立ててやってきたのは学校の梟じゃん。

ぽいっと2通手紙を渡されて、中を読むと緊急収集ー?

「セブー、俺これ行きたくない、めんどい」
「私だって行きたくない、どんな無茶難題を言われるか」

でも行かなきゃ駄目だよねー校長命令は絶対。
日程は明日か

母さんが新調してくれた狩衣を用意して、あとなんだ?
鉄扇ある、刀ある、数珠OK

コンコンと俺の部屋の戸を軽くノックされ
やって来たのは手紙を持ったレギュラスで

「昭久君」
「ん、なーに?レギュラス」
「明日、僕も行った方が良いと原久殿が」
「何でまた急に・・・」
「さぁ・・・」

親父きっとアルバスと何か企んでるんだろうなー
溜め息を吐いてあーやだやだ

爺と親父の掌で動いてる感パネェです。
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