第3章 秘密の部屋
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親父が教員席に座った時の、スリザリン生徒の絶望の顔ったら!
俺は真顔で大爆笑してました。こう、文章で現すと
ざまあwwwwwwwwってな感じで。
セブにはバレてたから大丈夫か?って聞かれてたけど、答える余裕無かった!
今喋ったら大爆笑する。
日本語の教科は時期が時期なので来年度からって事に。
あれ、随分と時間余ったなあ。
うんうんと唸りながら自室に戻る途中、がしりと頭を掴まれたと思ったら。親父?
「昭久、何企んでる?」
「おおう、親父あのさ・・・」
周囲にセブ居ないよなと見渡してから
親父にこそこそっと話したら、あ・・・溜め息吐かれた。
「お前はソレを今年実行する気か」
「あ、やっぱり親父知ってるんだ」
「実際に会ってるからな、だが。お前にしか出来ない術式だ」
なる、それなら早い。アルバスから休みもぎ取って実行するかと
校長室に足を向けた時
「昭久」
親父に呼ばれて、何か投げ渡されたのは。親父の数珠?
「向こうで半年だ、それ以上居座るな。必ず戻ってこい」
「うん」
何しようとしてるかって?
ちょーっと過去に飛ぼうとしててさ
『過去に飛ぼうと言うのかね』
『多分、渡りの俺しか出来ないから』
『分かった、戻ってくるのを待っているぞい』
アルバスにめっちゃ頭を撫でられたけど。
部屋に戻って、親父以外入れない様に封を施し
リドを俺から離して準備に取り掛かる。
『僕はあのマルフォイ家の坊っちゃんの教育に行くけど、自動で昭久に付いてかないよね』
「そこは大丈夫、身体は置いていくから」