• テキストサイズ

妖狐の灯火

第3章 秘密の部屋


痛む頭を擦って、リドも寮への滞在が認められたので。
まあまあ目的通りかな?

本当は俺が見るはずだったんだけど
親父と母さんが出て来ちゃ予定が狂うのも当たり前ですよ。

結果オーライって事で。

「・・・不安だ」
「ん?何がだ?」

てか親父、部屋出来たんだから向こう行きなさいよ
結局繋がってるけど
どうしてウチのもんは俺の部屋に集まる習性があるんだか

「母さんって監視できんの?」
「そりゃ玉藻だって長年生きてる、そう易々と食わないさ」
「さいですか」

何だか微妙なんだけど、親父を信じてみるかぁ
/ 185ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp