第4章 いつもと違う
“その日”は、俺が調査兵団に入って間もない時だった。
普通の奴らとは違うルートで兵になる事になった俺は、短い期間でひととおりの訓練を終え、調査兵団に配属される事となった。
まだ入団して間もない俺は、壁外調査の参加を見送りにされており、代わりに訓練兵に混じって訓練に参加したりしていた。
壁外から戻ってきた仲間たちは、数は半減し戻ってきた者もその多くが負傷していた。
その後、告げられた”巨人の侵入“
戻ってきたばかりの兵士たちは勿論、訓練兵も駆り出された。
もちろん俺もだ。
訓練兵は主に壁の中で住民の避難の援助にあたるよう指示されたが、俺は巨人が侵攻してきたというシガンシナ区内の避難援護に向かった。
実際の巨人と戦ったことは、まだ無い。
でも俺にはやれる。そんな気がした。