第4章 いつもと違う
「再テストまであと一週間。時間もあまりないから、ポイントになるところを重点的に説明していくね。」
「「「はい!」」」
その日の夕方、訓練が終わった後の自由時間からアルミン先生の勉強会が始まった。
再テストは一週間後。それまでの朝と夕方の自由時間を、図書室での勉強会にあてる事になった。
「………と、とりあえず今日はここまでにしようか。」
「かーっ!一年分頭使ったぜー!」
コニーは頭を抱えて言った。
「アルミンの説明、ほんとにわかり易いよ。先生の代わりにアルミンに授業してもらいたいぐらい!ね、エレン!」
シータは鉛筆を握りながら目を輝かせている。
「あぁ、ほんとだ。俺たちがあんな点数とっちまったのも教え方に原因あるんじゃねーか?」
「それはまた違うと思うけど……」
エレンの言葉にアルミンは苦笑する。
「飯行こうぜ飯!頭使ったら腹減っちまったー」
「おう、もうそんな時間か。早く行かねーとなくなっちまう。」
「ちょっ、まだ片付けが……」
シータの言葉を聞かずして、コニーとエレンは勢いよく部屋を飛び出して行った。
「あーあ、行っちゃったよ。」
「仕方ない、僕たちで片付けよう。」