第3章 鍛錬のはじまり
「ほんと、エレンってば鈍感すぎない?ミカサはこんなにもエレンの事想ってるのにさぁ。」
就寝前、女子の部屋は恋愛話で盛り上がっていた。
「ち、ちが…私はそういうのじゃなくて…」
ミカサは顔を赤くして、珍しくあたふたしている。
その様子を見て、可愛すぎる…とその場にいた女子みんなの頬が赤く染まった。
「ミカサってそこらへんの男子よりも強いし、いつもクールな感じだけど、やっぱり心は乙女だったんだね~」
「ほんと!……いいなぁ~、私も恋してみたいなぁ。」
「え!?シータ、初恋まだなの!?」
「う……うん………」
私の勝手なひとりごとに皆が食い付いた。
その凄まじい勢いに思わず圧倒される。
皆が皆、「ありえない!」という表情で私を見ている。