第3章 鍛錬のはじまり
翌日、エレンにとって最後のチャンス。
エレンを見ると、俺はやる!やってやる!という、覚悟を決めた表情をしている。
上官の合図で、エレンの体が少しずつ持ち上がっていく。
「「おぉ!」」
いつもなら体が反転してしまう所で、今回はなんとかバランスを保っている。
「エレン!よかっ……あっ!!」
喜んだのもつかの間、エレンの体は昨日と同じようにぐりんと反転してしまった。
「ま…まだ……」
「降ろせ」
上官は言った。
エレンはまだやれるともがき続けていたが、地に降ろ今はされ唖然として座りこんでいる。
「ワグナー、イェーガーとベルトの装備を交換しろ」