第3章 鍛錬のはじまり
向いてないものはどうしようもない、命をなげうつだけが戦う事じゃない、別の選択もあるというのがミカサの意見だった。
エレンも、ミカサの言っている事が分からない訳ではないが、かといって納得している様子ではなかった。
エレンはすっかり頭を抱えてしまっている。
「エレン、まだ明日があるんだよ。自分を信じてやるしかないよ。私もアルミンも、こんなこと言ってるけどミカサも、エレンを応援してるから。」
励ましの言葉をかけると、エレンは少し落ち着いたようだった。
「あぁ、頑張ってみるよ。ありがとな、お前ら。」
後片付けをし、男2人と別れ、ミカサと女子寮に戻る。
「もう、ミカサったら。素直にエレンを応援してあげなよ。」
「私はエレンを危険な目に遭わせたくないだけ」
「大丈夫だよ。例え何があっても、ミカサがエレンのそばにいてあげれば、大丈夫。」
「…………」
ミカサの方を見ると、少し頬が赤くなっているようだ。
かっわいいなぁ。エレンのやつ、羨ましいぞ。
こうして二人は女子寮へと帰っていった。