第3章 鍛錬のはじまり
「巨人なんて、実際大したことねぇな。俺たちが立体機動装置を使いこなせるようになれば、あんなの敵じゃない!」
エレンは語り始めた。
「ハアァ」と大きくため息をつくと、私は再び席についた。
「エレン、あんなに強がっちゃって。」
「エレンには、後で私からちゃんと言っておく。」
ミカサは顔色ひとつ変えずに、食べ物を口に運び続ける。
見ると、エレンはジャン…とかいったかな。昼間に憲兵団を志願していると言っていた訓練兵と軽いケンカ状態になっていた。
止めにいかなきゃな、と席を立とうとした時、食事終了を知らせる鐘が鳴った。
争いもなんとか終結したようだ。
「エレンのとこ、行こっか。」
「うん。」
「な…なぁ、アンタ…」
ミカサと食堂を出ようとすると、先程のジャンがミカサを呼び止めたらしい。
「ミカサ?」