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【進撃の巨人】あなたの隣で

第2章 新しい居場所


「お前の母さんと父さんはね、訓練兵時代の同級生だったんだ。なんと母さんが首席、父さんが2番で卒業したんだよ。」


おばあちゃんは、膝の上で丸まっているルーフをなでながら話をはじめた。


「首席……って、トップの成績ってことだよね?」

「そうさ。トップから10番までの人は大抵憲兵団を志願するんだがね、お前の父さんは違った。」



私のお父さん……つまりおばあちゃんの息子の事だ。



「あの子は小さい頃から外の世界に憧れていてね。巨人なんかに囲まれて暮らすのなんかゴメンだと。お前の母さんは頭も良かったから、憲兵団の任務をこなしながら巨人の研究を進めてたみたいだね。やがて二人は結婚した。」



おばあちゃんはとても嬉しそうに二人の事を話す。

それを聞いている私も嬉しくなった。



「でも、」



「お前の父さんは、ある日を境に壁の外から戻ることはなくなった。」


おばあちゃんの表情が一気に重たいものとなった。
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