第2章 新しい居場所
数日たって、避難民達は荒地の開拓に駆り出された。
しかし食糧難は改善せず、大量の避難民がウォールマリア奪還作戦に投入された。
アルミンのおじいちゃんも……
「また大事な人を失った……」
私は声をあげずに静かに涙を流した。
アルミンもおじいちゃんの形見である帽子を胸に涙を流している。
「全部、巨人達のせいだ……」
エレンとミカサは、私と一緒で、目の前でお母さんを殺されたと聞いた。
エレンは「調査兵団に入って、巨人を一匹残らずぶっ殺してやるんだ!!」と息巻いている。
それを悲しい目でみつめるミカサ。
あの日、私を救ってくれた人……
制服には、調査兵団の証である重ね翼の紋章があった。
(強かったなぁ、巨人を一撃で……)
「……私も、調査兵団に入りたい。」
「シータ!?」
アルミンは驚いた目で私を見る。
エレンとミカサもかなり驚いている様子だ。