第2章 新しい居場所
アルミンが友達を探しに行くというので、私も着いて行く事にした。
休んでなよと言われたけど、私は実際巨人に何もされてないのだ。
心がまだ……追いつかないだけ。
「エレンとミカサは僕の大事な友達なんだ。歳も同じだし、きっとシータも仲良くなれるよ。」
「うん。」
「あっ、いたいた!エレン!ミカサ!」
アルミンは2人に向かって走り出す。
私もそれに続いた。
「アルミン!……と、……誰だ?」
「この子はシータ。一緒に逃げてきたんだ。シータはもう家族が居なくなっちゃって……一緒に居るんだ。」
私は少しうつむいた。
エレンはミカサと一瞬目をあわせて、それから私の手をとった。
「そうか……。俺達も目の前で母さんを失ったんだ。」
2人たの表情が一瞬陰る。
だがそれもほんの一瞬の事だった。
「……よろしくな、シータ!」
そうか、この子たちも……
私だけじゃない。皆辛い思いをして、それでも必死に生きようとしてるんだ……。
「うん、ありがとう!エレン。ミカサも、よろしく。」
こうして私は3人と行動を共にするようになった。