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【イケメン戦国】〜時をかけて〜

第3章 始まりのモノガタリ



え…?

おだ、のぶなが…?

………嘘でしょっ!?

雅「……あの、今何年ですか?」

信長「天正十年だが、それがどうした?」


天正十年…つまり1582年。
本能寺の変の起こった年——


ばっと先程出て来た建物の柱を見ると
「本能寺」と書かれている。

嘘でしょ…私、歴史を変えちゃった…?

唖然としていると

??「信長様ー!」

別の男性が現れた。

信長「三成か。」

三成「秀吉様の命令で参りました。
ご無事で良かった…」


ひでよし…?

それに、みつなりって……



三成「此方の女性は?
信長様と一緒に本能寺から出て来たように見えたのですが…」

信長「此奴は刺客から俺を救い、本能寺から連れ出した者だ。
そういえば、名を聞いてなかったな。貴様、名は」

雅「…姫野 雅です。」

信長「雅か。なかなか良い響きだな。」

三成「雅様ですね。私は石田三成と申します。
信長様の右腕の豊臣秀吉様の側近でございます。」
ニコリとしながら自己紹介をしてくれた。

三成「御館様の命を救っていただき、ありがとうございました。それにしても、雅様は何故本能寺に?」

雅「……あの、私この時代の人間ではないんです。」

信長・三成「……は?」

雅「信じてもらえなくて当然ですが、500年程先の未来から来たみたいなんです。」

三成「火事に巻き込まれ、怖い思いをしたせいで混乱しているのでしょう。取り敢えず、お召し物を替えましょう。裾が汚れております。」

あ……制服のスカートが少し焦げてる……



着替えを用意してもらい、着付ける



が……




…….…着付け出来ない……

近くにいた三成さんが居た
雅「み、三成さん。あの、着物の着付けやった事がなくて…」

三成「そうでしたか。今着付けをしますね。」

うぅ…恥ずかしい……


三成さんに着付けてもらい先程の信長と名乗る人の元へ向かった。
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