• テキストサイズ

闇に咲く華

第4章 番外編


「いいなあ、炎の婆娑羅」
「お市様料理の為ですよね」
「勿論」
「俺の氷もお八つになるしな」
「うんうん」

凄く深い溜め息吐かれた。いやあ、婆娑羅で苦労した方達を薪にしたり氷を使わせて貰ったり驚かれる事ほんとに多いです。



「お市様は今、何か不安がありますか?」

料理を作り終え、自室でのんびりしていると黒羽に問われて首を傾げる。
不安は、無いと言えば嘘になるけど。だって、皆居てくれるし

「兄さま優しいし、皆いるし、光秀大人しいもの」
「ああ、本能寺でしたっけ」

変わらず変態だけれど光秀は本能寺しないんですよ。ずっと警戒してるのがアホらしくなったので今は普通に接してます。

「お市様の影響もあるのだろうな」
「例えば?」
「…全部だろう」

ケーキ頬張りながら人を見つめてディスるの止めましょうかお兄さん。私が常に暴走してるから?それ理由になってるのかサッパリ分かんない。
/ 334ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp