第4章 番外編
俺に犬装備を装着させて、自分の衣装を着るお市様は?
「うう…お市様は何ですか?」
「魔女!…って言っても通じないね、ええと。妖術師?奇術師?」
お市様は動物じゃないんですか、仮装して町を歩くってマジか。
「忍なのに忍べない」
「まあ、顔を隠して良いと言われてるので素性は分かりませんよ」
「何かあったらそのまま戦闘だがな」
変に布があっても戦い難いので耳と尻尾だけな分マシですねと安堵の息を吐く上司。
あったんだね?過去に事例があったんですね!?
「おっしゃー、町に行こうか」
「「了解」」
顔を隠す布を渡されてもう1度町に行く事に。
お市様の命だから…はい、行きます
にこにこ嬉しそうにしてたら嫌だって言えません。
はっ、だから抵抗しないんだ黒羽さんと雹牙さん!