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闇に咲く華

第4章 番外編


2016毛利元就誕生日記念

日も夕暮れに差し掛かった、黄昏時に
執務中だった元就は顔を上げる

何故か良い匂いがする?まるで安土城に居る時の様な・・・
ふと元就は今日は何の日だったか考えて

「もしや・・・!」

ぱたぱたと足音を響かせ、部屋に市が飛び込んで来たのを正面から受け止めた

「あれ、背中じゃない」
「たわけ、匂いで気付いたわ」

まあいいや、と正面から抱き付いてきた市が甘え着くのに
はぁ、と溜め息が漏れる

「元就誕生日おめでとーう」
「年を重ねても市は変わらぬな」
「市は市だもん」
「いい加減離れぬか!」
「あだー!?」

自分の身に懐く友の額にデコピンを食らわせると市は額を押さえて身悶えた

まったく、年頃の娘がほいほいと男に抱き付くでない
我等友人達であれば何もないが狼になる輩が居ても不思議ではないのに。

「あ、そだ。ご飯できたよって呼びに来たんだった」
「其方は・・・・はぁ、分かった」

さっさと道具を箱にしまい、市に手を引かれて広間へ向かった

「元就・・・やっぱりケーキ1ホール食べたか・・・」
「美味であった」

何ホールか作っておいて良かった。
元就って甘いものは別腹だからなあ

ご飯食べた後にケーキ1ホールとか私でも無理ぽ。

何日か滞在する予定なので次の日もおやつにケーキ作ったら。

再び1ホール平らげちゃったので元就の胃袋恐るべし。
太らないから羨ましいな。ずっと細いものね元就。
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