• テキストサイズ

闇に咲く華

第3章 本編71〜


73

時々松永さまは兄さまを刺激し…怒らせる為にわざと謀反っぽい事してるのかなとふと思ったけど
欲しい物は力ずくで手に入れる中身子供おじさんなのでその可能性も否定出来なくなって考えるのをやめた。
好きな子にちょっかい出す小学生男児か!!
戦が無いから暇なのか、暇を持て余して遊んでるのかもと竹中さまにお手紙出せば。
「気持ちはわからなくも無いけどちょっと何言ってるか分からない」風にお返事が来た。ごめんなさい混乱させて。

「あの歳で??」って感じです。
人は見かけに寄らないものですが、兄さまは姉さまとラブラブなんで…そうじゃなく。
友人同士や親しい人が恋人に取られてしまった感じ?構ってくれないって。
兄さま自身は自分から相手をして欲しい時は政務を終わらせ、何か持参して来いと言いまして

ここ最近何かしら持ってきて遊びに来ている気がする。

暇だったんだ…

珍しい物とかお菓子とか食材とか嬉しいけど。

お兄さん達は松永さまのお土産にいい思い出が無いので先ず検分されますが今のとこ無害
あの方、生死に関わる様なヤバいものは渡して来ない気はする。

そしてあれですね、此度は何故こんな話をしているかと言いますと…
かの方と一緒に来たお方が

「そう警戒する事もないでしょう」
「するだろう。普通は。何を企んでいる松永久通」

だいたい雹牙や黒羽達と同じか少し上辺りの年齢かなあ、ご子息の久通さまが一緒にやって来て脳内プチパニック。
そうね、あの年齢だったら居てもおかしくなかった嫡男さま。私はとんと噂も話も聞かなかったもので…

確か松永さまの奥様は亡くなられてたって話しか
やだ私ってばそこら辺の情報薄いな…

/ 334ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp