第2章 本編1〜70
「さあ、謎の商人から買った時は1日と聞いていたがね」
「謎の商人」
何だその商人、私も買い物してみたいなぁ
どこに居るの?と聞いてもよく分かんないらしい、会えるのは運?
じとりと恨めしそうにチビっ子トリオが松永さまを見てるけど、結局何の為に買ったんだかさっぱり
謎なファンタジーアイテムだけど私は満足です。珍しい、松永さまなのに襲ってこない。年中発情されても困るけど。
「気に入ったかね」
「珍しく」
楽しそうに笑う松永さまは「卿の機嫌が取れて良かった」とそのまま帰って行ってしまった
あれ、本当に私のご機嫌取りに来たの?
今度は黒羽を抱っこして、ぎゅうっと抱き締めれば困り顔
ごめんね、保護者が困ってるのに私だけ凄く喜んでる
「一緒に寝ちゃ駄目?」
「阿呆、いつ元に戻るか分からんのだぞ」
「一緒にお風呂…」
「姫様、もっと駄目です」
昴から苦笑いで、嫁入り前がはしたないですよと注意されたけど
大きい状態でもよく添い寝してくれるのに、え?小さい着物着てる状態で元に戻ったら悲惨?それもそうか…
今回は色々諦めたけど、ちびっ子3人に凄く癒されたのは間違いない
大和の方向拝んでよ、南無南無