第2章 本編1〜70
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いや、ただのお香だよ?光秀が部下に検分させた時、何にも起こらなかったって聞いたし
椎茸髷が持って来たって言ってもお香に罪は無い、そう思って焚いてみたんだけどね?
「ドウシテコウナッタ」
「わあ、縮みましたねー」
「黒羽、お前冷静だな」
「ええっと、」
台詞だけじゃ分かりませんね、ぶっちゃけて言うと保護者が縮みました。
だいたい5歳くらいに。私じゃ無いんかい!
ここ、お約束だと私な筈なんだけど、おかしいねこの現状
小さくなっても中身は一緒、どこの探偵だとツッコミたいです切実に
当たり前だけど忍装束がぶかぶかになったのでお子様用の着物着せたんだけど
可愛くて一人で萌えて私も大変だ。
雹牙を膝に乗せてかいぐり回して、にゃー可愛い!!こんな弟欲しいです
抱っこされた本人、果てしなく遠い目してるけど。
「ご機嫌の様だね」
「「「松永!!」」」
突然聞こえた焼け野原ボイスに顔を上げると、5歳児3人組が怒りで声を上げる
その様子を見て思わず噴き出した。だって、ちびっこがオジサマに群がって、手が届いてない可愛い。
「さて、忍は怒りを露わにしているが、姫の機嫌は良さそうだね」
「今回は咎めないけど、効果っていつ切れるの?」