第2章 本編1〜70
もうちょい落ち着けば良いお兄ちゃんなんだけど
あのチャラいの少し静かにならんかね。
ポンポンと元就に頭を撫でられ、無言で慰められてる気がする。
「神楽」
「はっ」
「市の馬鹿兄を探して参れ、黒羽と雹牙、願いを聞いて貰えぬか」
2人に頷いて許可を出すと
「ここいらで暴れている盗賊を滅せよ、我は市を見ておく」
「「御意」」
「市は1人で大丈夫なのに」
3人の忍が消えたあとブー垂れれば
「市が何者かに害なされれば信長公は間違いなく怒り狂う。市、己の立場を甘く見ぬ事よ」
「はーい・・・」
反論できなくなった。
さてー、今日私は毛利家でおさんどんしますかね。