第2章 本編1〜70
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元就、元親、晴久、三成、吉継、久しぶりに大阪城に皆で集まる事になって
私の気分は浮かれ過ぎて最高にハイってやつだぜー!
はいすみません。調子こきました。メタいネタはやめておきます。
ここは大阪城の三成のお部屋から庭に面した所
ぴょいっと庭に下りて周りの気配を探る。踊っていい?誰も居ないよね?
今更見られても平気なんだけど、ばったり会ったら気まずいからね。
まあ、人様のお部屋で踊るのも何だし。
縁側で座ってのんびり歌おうか・・・
結ンデ〇イテからエ〇ン、好きな歌を熱唱してたら
「以前も其の歌を歌っていたな」
「うぁ!三成?」
いや、ちょっと色気も何もない声で驚いちゃったけど
「あれ、早いね」
「たまたま早く政務が終わっただけだ」
そう言いながら、お茶も淹れてくれたんだね
「ありがと」
「ああ」
ずずずと、縁側で2人でお茶だなんて。なんか老後みたいな気分です
皆集まったら何のお話しようか、新しく作りたい物もあるし
医療革命もしたい。
あれ、私仕事漬けで青春を謳歌してないな!
女としてどうよこれ。
恋・・・は相手が居ないし、遊びなんてこんな時代に無い無い。
「貴様は能天気だな」
「褒めてるの?貶してるの?」
「貶してはいない」
いや、分かるけど。三成は素直だから
言い方ってもんがあるでしょが。
すっと急に背後に気配を感じて振り向いたら・・・小太郎?
「市!!」
何が起きたか分からなかったけど
意識が飛ぶ前に動いた小太郎の唇が
「(済まない)」
と、悲しそうに動いてた。