第2章 本編1〜70
「政宗、用って何?」
「I forgot!実は以前最北の村で一揆が起きてな!」
復活早いな、政宗。
「その村の一揆は収まったんだが、総大将のいつきがな・・・」
「?」
いつきちゃんともう会ったんだね、政宗。んでいつきちゃんが?
「Ah・・・ちょっと会ってやってくれねえか?」
「はい?」
「政宗殿、詳しく仰って下さらないと・・・」
「黒羽、俺に敬称はいらねえよ、世話になったんだ。雹牙もな!」
私の前に座った政宗が言い出しにくい様に「Ah~・・・」と迷ってるけど、どしたの。
「いつきの村で、あいつ独りで暮らしてたんだよ。寂しいだろうとお袋が養子にと言い出したんだが」
「妾の前では緊張してかなかなか話してくれなくてのう、そこでお市や。其方の人柄を見越してお願いがあるのじゃ」
「I'm sorry.いつきが馴染むまで共に過ごしちゃくれねえか?」
なるほど・・・って私は保育園の先生か?小学校の教師か?!小さい女の子の相手はした事ないなぁ
「いいけど・・・」
「Thank You.明日迎えに行く様に話は通ってある」
「政宗」
「あん?」
「村の村長さんや、ご近所さんは、納得してくれてるの?」
「ああ、いつきが幸せになるならと。本人も寂しかったのかOKくれたぜ。まあ、田畑の作業には手伝いに行かせろと条件付きだがな」
なら、いいか。
「明日、一緒に迎えに、いこっか」
「I wear on.市」
という訳でしゅっぱーつ