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闇に咲く華

第2章 本編1〜70


08

ザビーさんにご飯作ってあげてから3人で思いきり馬を飛ばして大阪城に向かった。

「また、振り出しに、戻った・・・」
「そういやお前大阪城から来たんだっけ・・・」
「元凶がまだ此処に居れば良いのだがな」

3人でぜえぜえと肩で息をして、完全に気疲れです!

門番さんにご挨拶して中に入ると聞こえてくる罵声

「この声」
「石田だよな」

3人できょとんと顔を見合わせて。
城へ向かったら途中竹中さまに遭遇、何があったの?

「市姫、探し人は大阪城から出さない様にしてたんだけど・・・」

黒羽と雹牙から聞いたのかな?保護してくれてありがとうございます!!

「三成君が相当参っちゃってね、早く行ってあげてくれるかい」
「察しました」
「済まないね」

てっきり三成が宗麟ちゃんに怒鳴ってるのかと思ったら

「お前さんもザビー教の愛を知ればそんな短気な性格なんざ変わると思うぞ!」
「官兵衛貴様!私の何を知ってそんな戯言をほざく!!!」

おう・・・黒田さまがもうジョシーになってました。
とりあえず婆娑羅の闇の手で拳を作り・・・力の限りぶん殴った。

「グハッ!?なぜじゃああああああ!!」
「市!?」

吹っ飛んだ黒田様は城の塀にぶつかり、倒れこんだ上に鉄球が落ちて潰れた。
いや、そんなコントみたいな光景生で見れると思わなかった。

「大友を追ってきたか」
「宗麟ちゃん、居る?」
「奴なら黒羽と雹牙に拘束されている」

あ、良かった2人で抑えてるなら安心かな

案内された地下牢にて宗麟ちゃんがぶーたれてるのを見つけたので。

さて、お説教覚悟してね?

「宗麟ちゃん?」
「え?あ"お市さま・・・!」

ザビーさんと交易してる時に何度か大友さんの所で面倒見てあげたから顔見知りなんだよね
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