第2章 本編1〜70
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勝家の面倒を見る事になって数日、幼馴染みが遊びに来てくれると文が来て!
今日は私は嬉しくてそわそわしながら待ってます!
「お市様?今日は何かあるのですか?」
お茶を持って来てくれた勝家が不思議そうに首を傾げる。
「今日は姫様の大切なご友人が遊びに来られるのですよ」
「もう直ぐ来るはずだ」
お茶はすぐ淹れれる様に用意して、お菓子も作った。今日はケーキですよ!私頑張った!
「お市様、そのご友人という方は?」
「ん?三成と吉継と晴久と元就、元親?」
名前だけで分かるかなーと思ったら、直ぐ分かったそうです。流石。
10歳の時に出会ってから仲がいいんだよーと言ったら少し羨ましそうな顔になった
「勝家も、仲良くできると、思うよ?」
「いえ、そうではないのです」
ん?友達が欲しいんじゃないの?
「私は・・・貴女と供に居r「よーっす、市!元気してたか?」
「元親!元就と晴久も!」
「・・・」
ん?何か勝家が言ってたけどごめん、元親の声が大きくて聞こえなかった。
「ごめん、聞こえなかったけど。なあに?」
「いえ、何も」
顔を若干赤くして勝家が目を背けたので・・・とりあえず大丈夫?
「三成達は?」
「我等が先に出た様よ、もう直ぐ着くであろう」
その時、庭の向こうから見覚えのある銀髪と黒髪・・・あれ?もう1人居る?誰だろ。