• テキストサイズ

歌い手になったきっかけは“貴方”でした

第3章 これからコラボ配信します私!








「こいつが話してたレナ。
ちっと放心してるのは許してやって。
まふまふとそらるさんのこと、だーいすきなもんだからさー」
「 !! 」


バシバシ!!と浦田を叩くレナ。
口を出せないということは図星だとわかりやすい行動ではあるが、甘んじてその攻撃を受けていると今度は浦田が反撃に出た。


「おまっ!さすがに痛いっつの!」
「いたっ! 渉くん叩いた!」
「お前はずっと叩いてただろうが!」
「だってだって、こんなん心臓死んじゃうし!」
「嬉しいなら嬉しいって言えよ!」
「う、嬉しい、けど… しんじゃうもーん!」
「泣くなぁぁーー!」











「まふ、うらたくん来たの?」
「あ、そらるさん!
来たんですけど兄妹喧嘩、みたいな?」

「あの子は?」
「うらたさんが言ってた新人の歌い手の子ですよ、きっと」

「…… うらたくん、そんな子のこと言ってた?」
「言ってましたよ!つい昼間の話ですよ!
もう、しっかりして下さいよーそらるさんっ」



レナと浦田の兄妹のような喧嘩が続く中、そらるも玄関にやって来て、そらるこそボケたような発言にまふまふが指摘する。

そらるが目の前にいることにも気づかず、レナは嬉しさとちょっとした怒りで感情の制御が出来なくなり頭もついていかなくなっていた。
そのせいだろうか、わけのわからないまま浦田に抱きつき縋るレナは不覚にも「可愛い」と思ってしまう浦田たち。




「レナ!?」
「渉くんのばかぁーありがとぉーばかぁー」
「なんだそれ… 」

「ほら、寒いから取りあえず入りな」


最年長そらるの一声により、やっと部屋に入ることが出来た浦田はため息をつくしかなかった。
先程のそらるの声に自制心が戻ったのか、先程までの騒ぎが嘘のように黙りこんでしまったレナ。




「(え、え… えぇぇー!?? そ、そそ、そらるさんがいるんですけどっ…!)」


自制心を取り戻したはずが、またパニックへと真っ逆さまに落ちるレナ。
彼女の手は無意識なのだろうが、浦田の腕にしがみついていた。

















ー ここは天国なんですね!? ー



















つづく
/ 27ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp