第19章 So Cute!
『な、なに…?』
「てめぇ…」
凄んでくる爆豪くんを、緑谷くんが止める
「か、かっちゃん!やめなよ」
「おい、やめろって」
「かわいそーだろー!」
それに便乗して、上鳴くんと切島くんも、止めに入ってきた。
「あーあ、また爆豪、ゆりなちゃんいじめてんの?」
「毎日毎日…懲りないねぇ」
遠巻きに瀬呂くんと、芦戸ちゃんがため息をつく。
いじめてやるなよ、と。
その理由は
「「「ゆりなちゃんは、かわいいんだから」」」
「あ゛?」
と爆豪くんの眉間さらに険しくなった。
「こいつが、可愛いだと?」
赤く染まった瞳が私を見つめる。
「ンなこと知っとるわ!
かわいいから、イライラすんだろ!カス!」
そろそろお気付きだろうが、
おかしいことが起きているとは思いませんか?。
「テメェ見てると、かわいいしか思えねぇんだよ!
そんな目で見てくんな!かわいいだろうが!」
爆豪くんのキャラが崩壊してるのも全部全部、私の個性のせいなんです。
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個性は超可愛い(ソーキュート)
誰から見てもとても可愛いぞ!
可愛いだけで何もないけどな!
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かわいいと連呼しながら罵倒してくる爆豪くんに、私は困った顔で苦笑いを続ける。
これは、可愛いだけで、雄英高校ヒーロー科に推薦入学した私と、A組とヴィラン連合のお話です。
続くかは分かりません。
テンションで書いたらしいからです。
お粗末!