第8章 忘れられない
岡田「♪・・・しよっか・・・?」
♪は横に首を振る。
**「それだけ言えるなら大丈夫。愛してる人のところに行って・・・。」
岡田「♪・・・俺、また傷つけた・・・・?」
**「なんで私が傷つくの?(笑)特効薬は愛だから。奥さんのところに戻りなよ。」
そう言って力なく笑う。
岡田「♪・・・」
**「もういいからっ!分かんなくなっちゃうから・・・辛い気が・・・してきちゃうから・・・。一人にして・・・」
岡田「♪・・・ほんまにごめん・・・」
♪は何も言わず背中を向けてたから、俺は静かに♪の部屋を出た。
ピンポーン
ガチャ
**「!!坂本さん!!」
坂本「突然ごめん、近くまで来たから・・・ってどうした!?なんかあった?」
なんで坂本さんには分かっちゃうんだろう。
**「・・・い・・て・・・」
坂本「・・え・・・?」
**「抱いて!」
そう言って玄関で突然♪が抱きついてくる。
坂本「おい、ちょっ、♪、どうしたんだよ?」
♪らしくない、自分からキスしてきたかと思ったら俺のシャツに手をかけ唇に噛みついてくる。
坂本「ちょっ、、分かったから、まって、取り敢えず中・・・」