第8章 忘れられない
岡田「このままやと・・・」
**「???」
岡田「また**襲っちゃうから、帰る・・・」
襲っていいよ、って言葉は、どうしても口に出せなくて、代わりに後姿の背中にしがみついた。
岡田「それって良いってこと?(笑)」
岡田が少し噴き出しながら尋ねる。
**は僅かに首を縦に振る。そんなことで、岡田さんの涙がとまるなら・・・。
岡田は振り向くと**の顎を軽く持ち上げて、長い長いキスをした。
息苦しくなって**が岡田の胸を叩く。
やっと離れてやると♪は息が乱れてて、一生懸命深呼吸してる。それが可愛くてそっと頭を撫でる。
岡田は**を抱きしめて
岡田「こうしててくれるだけでええよ。めっちゃ落ち着くし。」
岡田のその言葉に、僅かでも期待してた自分が恥ずかしくなる。
そんな**に岡田はすぐ気付いた。
岡田「**ってわかりやすいやんなぁ・・・俺に何してほしかったん?(笑)」
**「ちっちがっ・・・」
顔を真っ赤にして否定する**に岡田も気を取られる。
岡田「**・・・抱いてもいい・・・?」
わざと耳に息がかかる位の距離で囁くと、**の体がぴくんと跳ねる。
岡田「♪のえっち(笑)」
そう言ったら顔を真っ赤にした**にバシバシと叩かれた。