第6章 週明け
ガチャッ。
坂本「入って良い?」
コクン。
いつの間にか泣き始めて、ずっと下を向いてる♪が頷く。
坂本「あっちょっ・・」
♪が倒れ込みそうになって必死で支える。
坂本「岡田と・・・なんかあった・・?」
ふるふるって♪は首を横に振る。
坂本「♪・・・・?」
振り向いた♪は目を真っ赤にして、頬を涙が伝ってる。
ちゅっ。
ゆっくり唇を離すと、♪の方からしがみついてきて俺も♪を抱きしめてまたキスを落とす。
そのまま床に♪を押し倒してなんどもキスを繰り返す。
次第に深さを増してく。
ちゅっ
ゆっくり唇を離すと♪は肩で息をしている。涙はまだ乾いていない。
おでこ、瞼、頬、優しくキスを落としていく。
首筋にキスを落とすと♪の体がびくんっと震える。
ニットの裾から手を入れてブラのホックを外す。でもまだ泣き止まない♪を見てもう一度唇に吸い付く。
いくらしても飽き足りないから不思議だ。♪の手に自分の手を重ねて指を絡ませる。♪もほんの少しだけ握り返してくる。
坂本「♪・・・?」
前髪を分けて♪の顔を改めて見つめる。
長いキスのせいか、少しだけ目がとろんとしてる。