第6章 週明け
**の上になだれ込んでいた段ボールは岡田によってあっという間にどけられた。
**「あ、ありがとうございます。。」
岡田「・・・うん・・・。」
**「この辺だったようなー・・・きゃっ!」
急に後ろから抱きしめられて、小さな悲鳴を上げる。
**「岡田・・・さん・・・」
岡田「健くんち、行ったんだね・・・」
**「!!え・・?」
岡田「分かるよ・・・風邪、移ってきたんでしょ?」
**の顔がみるみる赤くなる。
岡田「移るようなこと・・・したんだ。」
耳元でそう告げると♪がびくんっと震える。
たまらなくイラついた。
♪の顔を無理矢理振り向かせて強引に唇を奪う。
**「んっ・・・やっ!」
♪は俺を突き飛ばして逃げようとした。
腕を掴んで壁に押しつける。
岡田「なんで・・・健くんより先に、俺としたのに・・・」
**「して・・・ない・・」
無かったことにしようとしてる彼女に無性に腹が立った。
**「やっ・・・岡田さん・・・痛い!」
♪の腕を押さえつける腕に力が入る。