第6章 週明け
**「こんにちは、皆さん、お疲れ様です!」
井ノ原「おー♪ちゃんお疲れちゃーん♪」
長野「週末はゆっくり休めた?」
**「え?・・あ、はい・・・。」
そう告げてチラッと三宅さんをみると、笑顔でこっちを見てた。
**「・・・んっんん(咳払い)。えっと、今日お話ししたいのは、ブースCのテーマについて・・・」
一通り説明が終わり、テーマに合わせたアイテムの写真を広げてメンバーのみんなに見せる。
それぞれが、気に入ったアイテムについて詳細を聞かれ、事細かに説明をしていく。
たまたま三宅が上げたアイテムは、**のお気に入りで、思いのほか話が盛り上がっていた。
その合間に時々咳き込む**を見て、岡田はなにかを感じていた。
三宅と**の距離は明らかに縮まっていて、何も知らない坂本でさえも、少しだけ苛立ちを覚えた。
**「そうだ、いくつかこの実物が社の倉庫にあったはずなので、今お持ちしますね!」
みんなにそう告げて**が一人部屋を出ていくと。
無言で岡田が後に続く。
**「えっとー、確かここに・・・おわっ!」
**「いったぁー・・・」
岡田「大丈夫・・?」
**「え・・・?」
倉庫の中で段ボールの下敷きになってたら、そこには岡田さんが立っていた。