第1章 prologue
**「はぁ・・・」
なんかどっと疲れた気がする。。V6と仕事・・・。うーん。喜んでいいのかなぁ・・・。
そりゃ、大好きなV6と生で逢えるのは嬉しいし、喜ばしいことなんだけど、
仕事だし・・・あんまりそういうの出せないよなぁ・・・。
**「はぁ・・・・。」
2回目の溜息は1回目よりさらに深くなっていた。
**「生の健くん居たんだよね・・・なんか全然見れなかったなぁ・・・やっぱりそういうもんなのかなぁ・・・」
独り言をつぶやきながら、いつも持ち歩いている健くんの写ったクリアファイルを見つめる。
森田「健じゃん。」
びくんっ!!と電気が走って振り返ると、すぐ後ろに森田さんがいた。
**「も・・・ももも・・・・森田さん!!」
慌てふためきながら必死でクリアファイルを隠す。
いや、てかもう見えたし(笑)と呟きながら自分の座っていたらしき席へ向かう。
**「あ、あの、なにか??」
森田「あー・・・いや、忘れもん。」
**「あ、は、はぁ。」
気が抜けた返事をしてまた席に腰掛ける。
森田「あとさー・・・」
**「はい?」
森田「名前、なんつーの?下の名前。」
**「え?あー・・・**です。*** **」
森田「へぇー。**ね。。あったあった。んじゃまた。」
**「あ、お疲れ様でしたっ」
森田「お疲れ」