第5章 特効薬
二日ぶりのシャワーを浴び、サッパリしてリビングに向かうと、**が鼻歌交じりにご飯を作っている。
俺が回復したのそんなに嬉しい・・・?これが無償の愛ってやつか・・・。
**「あ、もうすぐ出来ますんで!!」
そう言って満面の笑みを浮かべる。
なんか元気出るなぁ、この笑顔。
三宅「ん!ごちそうさま!うまかった!」
**「良かったー。じゃぁ、私これで帰りますね!」
三宅「え・・・。」
**「・・・?」
三宅「ほんとに看病だけしに来たの??」
**「え、どういう意味ですか・・・?」
三宅「♪ちゃん、ちょっとこっちきて。」
頭にクエスチョンマークをいくつも浮かべながら彼女が近寄ってくる。
ぐいっと腕を引いて俺の上に馬乗りにさせる。
**「み、三宅さん!!」
♪は顔を真っ赤にしてあたふたしてる。
かっわいい(笑)
三宅「♪、キスして?」
**「え!?えっと・・・えっと・・・」
三宅「♪に風邪移していい?(笑)」
**「三宅・・・さん・・・」