第4章 週末
岡田「♪、顔真っ赤。」
**「なん・・で・・・」
泣きそうになってる彼女を見て、なんで泣きそうになってるのかもわかってるのに、まだ泣きそうになることをやめれない。
岡田「♪・・・俺のことも見て・・・」
そう言って、さっきまでとは違う、甘いキスじゃなくて、貪るようなキス。♪は少しずつ後ろに下がって逃げようとするけど、これ以上下がったらキッチンカウンターから落ちちゃうから、体全身を引き寄せて抱きしめながらキスした。
**「岡田・・・さん・・・」
岡田「♪・・・」
唇柔らかいなって思ったけど、わざとかみつくようなキスしたら、♪の体がびくって震えて、感じてるんだって分かった。
岡田「♪・・・感じてる・・・?」
**「ちがっ・・・・」
♪は違うって言おうとしてたけど、それを阻止するように、彼女の唇を舌でなぞった。
そのまま口角を伝って首筋に舌を這わしたら彼女の腕が俺を制止した。
**「岡田さん・・だめ・・・三宅さんの・・・」
♪の口から健くんの名前が出て、もう抑えらえなかった。
俺を拒否ろうとする体を強く引き寄せて、無理やり口内に舌をねじ込む。
**「んんっ!!」
♪の両腕が俺の体を掴むけど、もう止めてあげない。
自分でも鬼畜かって思うくらい、激しく舌を絡ませた。