第3章 初めての夜。
**「だ・・・め・・・」
唇を離すと僅かにそう呟き、目は潤んでいる。
坂本「♪ちゃん、健が好き?」
♪は今にも泣きだしそうな顔で僅かに頷いた。
坂本の理性が少しずつ戻ってくる。
このまま犯してしまおうって、思ってたけど・・・。
坂本「♪ちゃん・・・触って・・・。」
**「え・・・?」
坂本「触ってくれるだけでいいから・・・。」
坂本は左手でしっかりと**の顔を抱え右手でゆっくりと**の手を自分のソコに持っていく。
**「やっ・・・坂本さ・・・」
ちゅっ
**が何か言おうとすると全てキスで塞いだ。**の手がぎこちなく這う。
坂本「んっ・・・く、掴んで、擦って・・・そう・・・・あっ、ん・・・・」
自分が手を動かすだけで、苦しそうに顔を歪める坂本を少しだけ愛しいと思う。
ぎゅっと手に力を入れて、少し強めに擦ってみる。
坂本「あっ・・・ちょ、ダメ、♪・・・・ちゃ・・・んん!」
坂本は**の手を掴んでその行為をやめさせた。
肩で息をして、必死で理性を呼び覚ます。それをアルコールと、**の吐息が邪魔する。
坂本「♪ちゃん・・・。」
坂本は**の唇をそっと指でなぞると、長い人差し指を滑り込ませる。
坂本「しゃぶって。」