第3章 初めての夜。
**「んっ・・・!」
突然坂本の唇が重なり、口移しでビールが注がれる。
ゴクっ
坂本「どぉ?」
急に今までとは違う熱っぽい瞳で見つめられる。
**「に、にがい・・・」
精一杯そう告げると
坂本「じゃぁもう一回・・・」
**「やっ、坂本さっ・・・」
今日一日の中で一番ってくらい強い力で体を抑えられる。こんなの坂本さんじゃない。
酔っているせい、そう思って必死で逃れようとするけど、その唇はまたしても**の唇を捉える。
**「んっ・・・ふぅっ・・・」
ツー。
飲みきれなかったビールが**の口角から首筋に垂れる。
坂本「♪ちゃん・・・ごめん・・・」
びくんっ!
坂本の舌が首筋に伝ったビールを救うように這う
**「あっ・・・・」
抵抗しようとするけど、普段飲み慣れないビールをあんな飲ませ方で飲んで、体が言うことをきかなくなっていた
坂本「♪・・・ちゃん・・・」
へたっと座り込んだ**の前に膝立ちすると、坂本は耐えきれなくなったように**の唇を貪る。
**「んっ・・んんっ、さ・・か・・・もと・・さ・・」
坂本は**の両頬を掴み激しいキスを落としていく・・・。