• テキストサイズ

弟バカと兄バカ【VitaminX 原作沿い 】

第11章 12月『聞こえなかった兄の声』







「。」


「………………。」



「…寂しい思いさせて、ごめんな。」



「べ、べつに…寂しいなんて。」



「ククッ………素直じゃねーなぁ。」




ぎゅう、とを抱きしめてやると、
すぐに背中に手を回される。




ああもう、ホント、可愛いやつ。




「今日俺ん家泊まってけ。
寂しくさせた分、甘やかしてやるよ。
…でろでろに、な。」



「…………うん。」


「今日は、暑いって言っても、
離してやんねーから。」



「…………ん。」



俺の言葉にコクコクと頷く
が可愛くて、
その柔らかい頬にキスをした。


/ 427ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp