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弟バカと兄バカ【VitaminX 原作沿い 】

第9章 10月『王子様の憂鬱』




その頃……何があったんだろう…。

思い出そうとしても、何も思い出せなかった。
その頃の思い出はほとんど残っていない。



思い出せるのは………昨夜の夢の事だけ。




「……?」



「…あ、ううん。
兄さん、どっか出かけようよ。」


「そうだな、行くか。」




僕は話を変えて、先程の夢を振り払う。



もう、今日はその事を考えるのはやめよう。

昨日の悩みを吹き飛ばすくらい
兄さんと思い切り遊んでやろうと
『牧場に行こう』と言う
兄さんの言葉に頷いた。





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