第7章 8月『Side story with B6』
「……心配するな、担任。
ああしてある程度機嫌を直し、
30分くらい好きな事をさせてやれば
元に戻る。No Programだ。」
「……アンタ、それまで
に絡むんじゃないぞ。
じゃないと、また元に戻るからな。」
相変わらず仲の良すぎる兄弟を
見守っていると
翼君と瞬君に釘を刺された。
「わ、分かったわ…。」
何がともあれ、君に
女の子という
言葉は禁句である事は分かった。
今度から気をつけよう…。
「清春。お前もだ。
担任がいるんだから、
を無理矢理
プールに飛び込ませるような事はするなよ。」
今度は翼君が清春君に釘を刺す。
って、私がいるんだからって…どういうこと?
「分かってるっつーの!
さーてとブーチャ?今日はオレ様と
楽しもうゼェー?シシシッ」
「た………楽しむってどういうこと!?
ちょっとおーーー!」
その直後、私はプールに思い切り
投げ飛ばされるのだった。
ああ、このスーツ気に入ってたのに!!!