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【ONE PIECE】歳上の人

第7章 寝酒


「おい、熾天使」


「なに…?」


気にすることなく噛み続ける。


「ったく…」


「痛い…?」


「いや、痛くはねェよぃ」


「そっか」


「さっさと風呂入って来いよぃ」


「うん、行って来る」


パッと離れ、風呂場へ行こうとする。


「おい、待てよぃ。

1人で行ったんじゃ誰が見張ってるんだよぃ」


1人先へ行こうとする熾天使のあとに続く。















「マルコにナツキ。

また会ったな」


「おう、エースか」


「エースもお風呂この時間なの?」


「まぁな。

この時間が1番人が少ねェんだ」


「ふーん、そっか」


「ってあれ?

マルコその首どうしたんだ?」


「首?」


「あぁ…ソレ」


「ん?」


脱衣所に入り、鏡を見る。


「マジかよぃ…」


熾天使の噛んだ痕がくっきりと残っている。


「これ隠さないとサッチが煩いよな」


「どうしたんだ?それ」


「熾天使が噛んだんだよぃ」


「ナツキが?」


視線を向けられた熾天使がニコリと笑う。


「こいつ…酔うと噛み癖があるらしいよぃ」


「ふーん、そうなのか」


その後よく見てみると、耳や首筋、肩にまで噛み痕が見つかった。


「こいつを他のやつと飲ませないようにしないとねぃ…。

何やらかすか分かったもんじゃねェ。

まぁ、それは良いよぃ…。

エース、もう中に入ってる奴居ねェか?」


「おう、俺で最後だ」


「じゃあ熾天使、入って来いよぃ」


「うん、分かった」


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