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【ONE PIECE】歳上の人

第6章 悪魔の実


「ほら、解けたよぃ」


「ありがとうございます…!」


「ありがとう、マルコ。

怪我を診るわ」


きつく縛られていた為、縄の跡がくっきり残ってしまっている。


そして殴られたのか口の端が切れている。


「すみません…」


「気にしないで。

治すからじっとしておいて」


まず頬に手をかざし、薄緑色の光を発生させる。


暖かい光に包まれ、傷が徐々に癒えていく。


「はい、終わり」


「ありがとうございます…!

助けていただいただけでなく治療まで…」


「気にしないで、私の気まぐれだから。

じゃあお大事に。

行こ?マルコ、エース」


「あ、おう!」


「あぁ」


2人と来た道を戻る。


「ナツキ、能力者なのか?」


「うん、そう。

言ってなかった?」


「何の実食ったんだ?」


「内緒」


「えー」


「なんて、多分すぐに分かるよ」


「ふーん、そうなのか。

で?どうやって戻るんだ?船まで」


「どうって言われてもよぃ…。

1度熾天使連れて船まで戻って、俺が往復するよぃ」


「あの、そのことなんだけどさ」


「なんだ?ナツキ」


「マルコは1人までなら運べるんでしょ?」


「あぁ」


「じゃあエースを運んであげて?」


「お前はあとで、ってことかよぃ?」


「一緒に行くわ」


「でもどうやってだよぃ」


「私も飛べるの。

だから一緒に行きましょう」


「「は?」」
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