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【ONE PIECE】歳上の人

第18章 所属


「さ、マルコが心配してるだろうから部屋に戻りな」


「うん、ありがとう!」


「このくらいどうってことないさ。

また何かあったらおいで、力になるから」


イゾウ兄にお礼を言って、部屋を出た。


「ナツキ!

皆で酒盛りするから甲板来いよっ」


廊下を歩いているとエースと会い、手を引かれる形で甲板に出た。


「グララララ...仲の良いことじゃねェか」


そんな私達の様子を見て笑う親父さん。


「ナツキ、お前所属はどうしたいんだ?」


と、大きなジョッキをグッと傾ける。


「所属...」


「希望がねェってんなら俺が決めるぞ」


「あ、じゃあそれで」


「お前ら、ナツキを自分の隊に引き入れたい奴は居るか?」


「俺んとこに欲しいよぃ」


「俺も俺も!」


「あ、んじゃ俺も。

ナツキちゃんと仕事したい」


「あちきも」


マルコ、エース、サッチさん、イゾウ兄が手を挙げる。


「随分と人気じゃねェか。

じゃあマルコのとこで可愛がって貰え」


「あぁ」


「あぁ...って澄ました顔しちゃってさ。

ほんとは内心嬉しい癖に」


ニヤニヤしたサッチさんが肘でマルコをつつく。


「マルコ。

妹を泣かせたら...そのイチモツ撃ち落とすからな」


「なんでだよぃ、イゾウ!」


「イチモツってなんだ?」


エースが首を傾げる。
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