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【ONE PIECE】歳上の人

第17章 金髪とヤケド


「錠の鍵は今、俺の仲間が探してる。

俺はこいつらをやっつけるから、お前はそいつらを守ってろ」


ニッと笑って帽子を投げ捨てた。


癖のある金髪に、右目に残る火傷の痕...。


「俺は革命軍だ」


革命軍...。


「あなたに全部やられては私の気が収まらないの。

あなたが彼女達を守って。

私がやるわ」


「良いのか?海兵。

二度と元の立場には戻れなくなるぞ」


「残念ね。

私は海賊なの」


かぶっていた帽子を落とし、目の前の長身の男を見た。


「上等。

じゃ、任せたわ」


金髪の男と交代し、前に出た。


「こ、こいつ...熾天使だ!

熾天使ナツキ!

懸賞金、5億ベリー」


「お、おい。

後ろの男もあれだ、革命軍参謀総長!」


「捕らえれば昇進間違いなしだッ」


「...女だからって舐めないでよね」


目の色を変えて向かって来る海兵達を業火で一掃した。


「おー、すげ」


パチパチと乾いた拍手を送られた。


広い部屋には倒れる海兵と、私達、それと捕らわれていた女性達しか居ない。


「すぐに解放してあげるから」


女性達の陰部に固定されている機械を外そうと試みる。


「あぁッ...」


「え?あ、ごめんなさい!」


上手く外すことが出来ず、動かしてしまったようだ。


痛かったかな?


不安になりながら慎重に外していく。


「貸せよ」


男が横から手を伸ばし、いとも簡単に機械を取り外した。
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